2025年4月26日 7:34 PM

ファイトマネーで社会貢献、現地に広がる感動の輪。元K-1王者・武尊さんがベトナムで学校を開校

画像出展Instagram:https://www.instagram.com/p/DInxlkrJUEM/?hl=ja&img_index=1

世界的な格闘家であり、現在はONE Championshipに参戦中の武尊さん(team Vasileus)(以下、敬称略)が、2025年4月19日に自身のSNSで感動的な報告を行った。なんと、自身のファイトマネーをもとにベトナム・ラビン郡に建設した学校が完成し、その開校式に出席したという。

この活動は単なるチャリティにとどまらず、彼の格闘家としての信念と人間性を象徴するものとなっている。

武尊は2023年5月に会見を開き、「7代目タイガーマスク」としての使命を受け継いだと発表。初代タイガーマスクである佐山サトル氏からその名を継承し、「伊達直人」の精神に倣い、児童養護施設や子どもたちへの支援を積極的に行っていくことを明言していた。

実際に、2023年12月にはラオスを訪れ、現地の子どもたちにキックボクシングを教える教室を開くなど、アジア全体で慈善活動に取り組んでいる。

今回のベトナムでの取り組みでは、教育環境が整っていなかった地域に自らの資金で学校を建設し、多くの子どもたちと交流を図った。開校式では、笑顔で元気に過ごす子どもたちの姿に、武尊自身も深い感動を覚えたという。

彼はSNSで次のように綴っている。

「今まで学校に通えなかった子どもたちが、この場所で勉強や運動を通じて夢を見つけてくれたら嬉しい。自分が建てた学校で楽しそうに過ごす子どもたちを見ることができて、また一つ、格闘家として生きる意味ができた」

この投稿には、ベトナム国内のみならず、世界中のファンから称賛の声が相次ぎ、「本物のヒーロー」「尊敬しかない」「子どもたちの笑顔が全てを物語っている」といった温かいコメントが寄せられている。

なお、武尊は2025年3月23日に開催された『ONE 172』にて、フライ級キックボクシングの試合でロッタン選手にKOで敗北を喫したものの、現在はすでにトレーニングを再開。引き締まった肉体を披露し、ファンからは早期復帰を望む声が高まっている。

試合のリングで見せる激しい闘志と、リングの外で示す優しさと行動力──そのどちらもが、武尊という人物の魅力を形作っている。今後、彼がどのような社会貢献と格闘人生を歩むのか、引き続き注目が集まっている。

武尊Instagram:https://www.instagram.com/k1takeru/?hl=ja