
世界各地の伝統料理や郷土グルメを紹介するグルメ系プラットフォーム「TasteAtlas」が、2025年版の世界料理ランキングを公表した。読者評価をもとにまとめられた今回のランキングでは、ベトナム料理が16位に入り、前年から順位を上げる結果となった。
ベトナム料理はここ数年で評価を着実に伸ばしており、2023年は20位台、2024年は10位台後半と推移。2025年はさらに順位を押し上げ、東南アジアの中でも上位グループに位置づけられる存在となっている。
評価の背景としては、地域ごとに異なる食文化の幅広さ、新鮮なハーブや野菜を多用する点、甘味・酸味・辛味のバランスが取れた味わいなどが挙げられている。こうした特徴が、訪問者の印象に強く残る要因になっているようだ。
東南アジア地域では、インドネシア料理が最も高い評価を獲得しトップ10入り。これに続き、ベトナム料理が16位、タイ料理が20位台前半に位置し、フィリピンやマレーシアも僅差で続く結果となった。地域全体として食文化の多様性が国際的に注目されていることがうかがえる。
2025年の総合ランキングでは、地中海・欧州圏の料理が引き続き強さを見せた。上位には以下の国・地域の料理が名を連ねている。
- イタリア
- ギリシャ
- ペルー
- ポルトガル
- スペイン
- 日本
- トルコ
- 中国
- フランス
- インドネシア
この中で日本料理は6位と安定した評価を維持しており、伝統性と繊細な味付けが国際的にも高く支持されていることが改めて示された。
日本食もベトナム食も最高ですね🤝
