2026年8月16日 5:17 PM

集英社「MANGA MILLION」、100言語以上で約400作品を無料配信 創業100周年記念の海外向けサービス

(C) 集英社

株式会社集英社は、創業100周年を記念した海外向けのデジタルサービス「MANGA MILLION(マンガ・ミリオン)」を公開しました。

MANGA MILLIONは、集英社のマンガ約400作品を、100言語以上に翻訳して無料で読める期間限定のサービスです。登録は不要で、2027年12月末まで利用できます。

海外向けのサービスとなっており、日本国内では利用できる作品や範囲が一部に限られます。

集英社「MANGA MILLION」とは?

MANGA MILLIONは、集英社が創業100周年を記念して展開する、海外向けのマンガデジタルサービスです。

約400作品、合計100万ページに及ぶマンガを100以上の言語で展開し、世界中の読者が集英社のマンガ作品に触れられる機会を提供します。

サービスの利用にあたって会員登録は必要ありません。

ただし、海外向けサービスであるため、日本国内から利用する場合は公開範囲が異なります。また、作品によって対応する翻訳言語や公開される範囲も異なります。

MANGA MILLIONの主な特徴

項目内容
サービス名MANGA MILLION(マンガ・ミリオン)
運営株式会社集英社
対象海外向け
配信作品数約400作品
翻訳言語100以上の言語
総ページ数約100万ページ
利用料金無料
会員登録不要
利用期間2027年12月末まで
日本国内での利用一部利用可能
翻訳プロの翻訳家による翻訳

「ONE PIECE」「NARUTO」「鬼滅の刃」など人気作品を多言語で展開

MANGA MILLIONでは、集英社を代表する幅広いジャンルのマンガ作品が対象となっています。

少年・青年マンガでは、「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「BLEACH」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「キングダム」「【推しの子】」「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」などが含まれています。

また、少女・女性マンガについても、「NANA」「君に届け」などを含む150作品以上が対象となっています。

作品によって翻訳されている言語や公開範囲は異なるため、読みたい作品がどの言語に対応しているかは、MANGA MILLION上で確認する必要があります。

「ONE PIECE」は107言語に対応

代表的な作品の一つが「ONE PIECE」です。

MANGA MILLIONでは、「ONE PIECE」が107言語に翻訳されています。

100以上の言語に対応する作品を含め、これまで日本語を中心に読まれてきた集英社作品を、多言語で海外の読者に届ける取り組みとなっています。

約300作品を初めて英語化

MANGA MILLIONの特徴として、これまで英語版が展開されていなかった作品についても、多言語展開が行われる点が挙げられます。

約300作品は、今回初めて英語に翻訳される作品とされています。

翻訳はプロの翻訳家が担当しており、日本のマンガを海外の読者に届けるための大規模な多言語展開となっています。

2026年8月中旬から「ニアサイマル配信」も開始予定

MANGA MILLIONでは、過去作品だけでなく、現在連載中のマンガを対象とした新たな配信も予定されています。

2026年8月中旬からは、集英社の各誌で連載中の約30作品を対象に、日本での掲載から約2~3週間後を目安として最新話を順次配信する「ニアサイマル配信」が開始される予定です。

これにより、海外の読者が日本で連載されているマンガを比較的早いタイミングで読める環境の整備が進むことになります。

なぜ集英社は100言語以上でマンガを展開するのか

集英社は、これまでもマンガ作品の海外展開やデジタル配信を進めてきました。

同社は2026年8月8日に創業100周年を迎えており、100周年記念企画では、マンガの多言語翻訳を「広げる」取り組みの一つとして位置付けています。

集英社の公式100周年記念企画では、マンガ作品の海外展開について、デジタル化や映像化、商品化、ゲーム化、音声化などと並ぶ「作品の広げ方」の一つとして紹介されています。

MANGA MILLIONは、こうした集英社のグローバル展開をさらに広げる取り組みの一つと考えられます。

MANGA MILLIONはいつまで利用できる?

MANGA MILLIONは期間限定のサービスで、2027年12月末まで利用できる予定です。

無料で利用できますが、期間終了後のサービス提供については、今後の集英社からの発表を確認する必要があります。

また、作品ごとに公開される言語や範囲が異なるため、利用時には公式サービスの最新情報を確認することをおすすめします。

日本からMANGA MILLIONを利用できる?

MANGA MILLIONは海外向けのサービスです。

そのため、日本国内では海外と同じ条件で利用できるわけではなく、一部の作品・コンテンツのみ利用可能となっています。

「日本からすべての作品を読めるサービス」と誤解しないよう注意が必要です。

MANGA MILLIONで読める主な作品

現時点で発表されている主な作品には、以下があります。

少年・青年マンガ

  • ONE PIECE
  • NARUTO-ナルト-
  • BLEACH
  • 鬼滅の刃
  • 呪術廻戦
  • キングダム
  • 【推しの子】
  • SPY×FAMILY
  • チェンソーマン

少女・女性マンガ

  • NANA
  • 君に届け

このほかにも多数の作品が対象となっており、少女・女性マンガは150作品以上が含まれています。

なお、すべての作品が同じ言語・同じ範囲で公開されるわけではありません。

MANGA MILLIONのポイントまとめ

MANGA MILLIONの特徴をまとめると、次のようになります。

  1. 集英社の創業100周年を記念した海外向けサービス
  2. 約400作品を対象
  3. 100以上の言語に対応
  4. 合計約100万ページを展開
  5. 会員登録なしで利用可能
  6. 無料で利用できる期間限定サービス
  7. 2027年12月末まで利用予定
  8. 約300作品が初めて英語に翻訳される
  9. 2026年8月中旬から約30作品でニアサイマル配信を予定
  10. 日本国内では利用できる範囲が一部に限られる

集英社の「MANGA MILLION」は、創業100周年を記念して開始された、海外向けの大規模なマンガ多言語展開です。

約400作品、100以上の言語、約100万ページという規模で集英社のマンガを展開し、これまで英語版が存在しなかった約300作品についても英語翻訳が行われます。

さらに、2026年8月中旬からは現在連載中の約30作品を対象としたニアサイマル配信も予定されています。

日本国内では利用範囲が異なるものの、海外のマンガ読者にとっては、日本のマンガを多言語で楽しめる新たな公式サービスとして注目されそうです。

※配信作品、対応言語、公開範囲、配信時期などは変更される場合があります。利用時は集英社の公式情報をご確認ください。

MANGA MILLION公式サイト

https://mangamillion.shueisha.co.jp/about-us/ja